指導方針

藤田道場では柔道着を強制購入はさせません。
最初は柔道衣を着る必要ありません。
出費の負担を抑える為に、最初は動きやすく、丈夫で、汚れてもよい服装でOKです。
そして、もっともっと本格的にやりたいと思ってから柔道衣を購入しても遅くはありません。
柔道着を強制的に購入させるような事は一切致しません。
(参加できる稽古に制限があることはご了承ください)
まずは、柔道を体験して興味を持つことから始めましょう♪

藤田道場では基礎・基本を中心に指導します。
小手先だけのテクニックを指導したり、目先の勝負に一喜一憂するよりも、もっと大切なことがあるはずです。
藤田道場は日本の伝統文化である「柔道」を学ぶことを目的としております。
入門した最初の数カ月間は挨拶、礼法、体さばき、受身等の基礎・基本のみの稽古を行います。すぐに技を指導することはいたしません。

藤田道場では理論で柔道を教えます。
藤田道場はきちんと解説をして教えます。
ただ、「ここは、こーやれ」「この時は、こーしなさい」だけでは何の意味もありません。
「何故、そうする必要があるのか?」「そうする事によってどうなるのか?」という事もきちんと指導します。
「言われたことをする柔道」ではなく「自ら考える柔道」を目指します。

藤田道場では親子の絆を大切にします。
藤田道場道場の門下生(特に少年部)は保護者様への感謝の気持ちを大切にしております。
自分の親への『感謝の心』を稽古の時に説いております。
保護者様はお子様のサポーターとしていつでも傍で応援してください。
稽古の始まりと終わりに必ず「お父さん、お母さんへ礼!」を全員やります。

藤田道場は「形」の稽古もします。
乱取り稽古ばかりしていると、技の基本や柔道の本質(柔よく剛を制す)を忘れがちになります。
基礎である「投げの形」も練習に取り入れます。
「形」を学ぶ事によって技の原点を学ぶことができます。

藤田道場の稽古の取り組み方。
「楽しく」と「遊び半分」は違います。藤田道場は稽古には厳しく、ベテランも有段者も若手も少年部もみんながいい汗を流して充実した稽古を目指します。少年部だって時には厳しい稽古を行います。
厳しい稽古を乗り越えた時に肉体的にも精神的にも成長があるからです。
その為には、各個人がちきんと目標を持って稽古に取り組むことが必要です。

藤田道場の目指す柔道とは。
少年柔道、競技柔道、健康柔道、指導者等、柔道には色々なスタイルがありますが、当道場が目指している柔道とは「最強柔道」です。私の考える最強柔道とは「生涯柔道」です。
やはり、武道は生涯修行することに大きな価値があり、修行を重ねるごとに進歩し、強くならなければなりません。
つまり、最強柔道家とは試合の勝ち負けではなく、藤田道場の道場訓を生涯かけて修行することだと確信しております。
そのためには、各自が明確な目標を掲げて達成のために「同志」と切磋琢磨する事が大切です。
柔道は決して1人では稽古出来ません。藤田道場で同志と巡り合って頂きたいと思います。

藤田道場の少年部の昇級について
少年部は成年部と違い、各道場で審査し昇級を認めることができます。
道場長が最低限必要だと思う基準を作成します。
もしかしたら、他の道場と基準が違うかもしれませんが少年部だからこそしっかりと身につけなければならないことがたくさんあるからです。(昇級試合も行いますが結果だけを判断基準とは致しません)